■"夢シス"(ユビキタス道路メンテナンス情報収集システム)
“夢シス”は、株式会社ネクスコ東日本エンジニアリングが開発を進めている情報収集システムで、ユビキタスコンピューティング、RFIDおよびucodeの3つのキーワードにより、「RFIDおよび各種センサを点検施設や設備・部材等に貼付け、点検記録、機器情報などの様々な情報を有機的に結びつけることで、道路に必要な情報を「いつでも、どこでも、だれでも」アクセスできるユビキタス環境を構築し、保全点検/管理業務の効率化、高度化とともに、お客様サービスの高度化を図ることをコンセプトとしたシステムです。
このシステムには、次のような特徴があります。
- 高速道路に設置されたRFIDと様々なセンサによって、施設や機器の状態や資産状況を無線によって収集します。
- 異常箇所の特定であれば、時速80kmで走行中の車両でも、異常箇所の位置を直ちに特定することができます。
- センサで得られた詳細でデータは、数十メートル離れた地点の携帯端末で収集することが可能です。
- RFIDにはucodeが格納され、多くの情報を蓄積できます。
■"夢シス"センサシステム
このシステムは、RFIDと各種のセンサを組み合わせ、道路管理に必要な様々なデータを収集します。センサ・データを収集することで、橋梁等の道路構造物や照明機器などの異常箇所や損傷部位の特定ができ、重大な損傷が発生する前の対応(予防保全)が可能となり、施設のライフサイクルコストの低減も実現できます。
センサシステムでは、既に「ゴム支承反力測定システム」が実用化されており、橋梁架設時の施工管理や橋梁のヘルスモニタリングに利用されています。
■"夢シス"保全点検支援システム
構造物や施設の点検を支援する「保全点検支援システム」は、携帯端末によって点検箇所ごとに過去の点検記録、損傷図および記録写真等が閲覧できるとともに、データの更新も可能です。現場に大きな図面や分厚い書類を持って行く必要はありません。現場で判断が難しい場合には、システムをオフィス等に接続しておくことで技術支援を受けることも可能です。
また、トンネルや橋梁箱桁内部など直接外部との無線通信やGPSが使用できない環境での点検支援は、「閉鎖環境点検支援システム」で可能です。
■"夢シス"資産管理支援システム
「資産管理システム」は、道路を構成している様々な資産や、オフィスに備えられた備品等の資産管理を支援するシステムです。
■"夢シス"その他のシステム
このほか、“夢シス”として、「道路巡回支援システム」、「維持作業支援システム」、「除雪支援システム」、「トレーサビリティシステム」などを開発中です。