当ブースでは、T-Kernel上で実装されたユーザ個人が携帯するリモコンを用い、ネットワークを介して情報機器をコントロールする技術展示を行っております。
NTTサイバーコミュニケーション総合研究所に属するNTTサイバーソリューション研究所では、今後の本格的なブロードバンド社会およびユビキタスネットワーク社会の普及時代に備え、様々な情報機器がネットワークに接続され、個々の機器が有機的に動作することにより今までできなかった新しいサービスの実現をめざして研究開発を進めております。現在、種々の情報機器が従来のテレビやエアコンのリモコンと同様に簡単に扱えるようにし、個人のライフログ収集機能を実現するとともに使いやすいユーザインタフェースに関する研究開発を行っています。今回のTRONSHOWでは、その研究成果の一つとしてリモコンセントリクスを展示しています。これは一人一つのリモコンを持つことにより生まれる新しいユーザ志向のサービスです.リモコンにはGPSなどのセンサやメモリーが内蔵されており、各種機器の操作履歴や位置情報を行動履歴として記録します。このデータをもとに、ユーザの行動特性や嗜好に合わせた情報を提供するサービスの実現を目指しています。
システムの特徴は、次のようになっております。
- 1つのリモコンで、多様な機能を簡単に活用できるユーザインタフェース
- リモコンを持ち歩き、どこでも自分用のメニューを使えるマイリモコン機能
- 複数人で同時に1つの機器を操作できるマルチユーザインタフェース
- 持ち歩き、使いたいときに使うだけでライフログを蓄積
利用シーンとしては
- テレビや電話、エアコンなどを1つのリモコンで操作できるマルチリモコン
- ユーザの行動特性や嗜好に合わせたレコメンデーションサービス
- ユーザの嗜好とプライバシーを考慮した街頭端末サービス
を想定しております。
今回のデモは上記の例として
- テレビからリモコンで電話をかける
- マイメニュー機能で複数のユーザが同時に選択操作する
等のデモをビデオにてご覧頂けます。