■T-Engineフォーラムとは
ユビキタス・コンピューティングの実現を目指し、そのための汎用状況識別基盤と、リアルタイム組込みシステム開発効率向上のための標準化を進める国際的なNPOです。
- モノや場所を特定するための共通番号であるucodeの仕様ならびにその利用モデルであるユビキタスIDアーキテクチャの仕様策定・利用促進を行います。
- ucodeの発行/管理を行うユビキタスIDセンターを運営しています。
- ユビキタス・コンピューティング環境の実現に向けた標準化活動や、政府機関/国際機関との調整をしています。
- オープンアーキテクチャに基づいて作られるリアルタイムOS「T-Kernel」の仕様策定ならびにオープンソースコードの提供、その上に作られるミドルウェアの流通の促進、標準開発環境T-Engineの仕様策定ならびに普及促進活動を行います。
■T-Engineフォーラムの方針
- フォーラムの活動で作られた仕様は、多くの会員による検証が行われた後、すみやかに全世界に向けて誰もが利用可能な形で一般公開されます。たとえばリアルタイムOS「T-Kernel」は、2004年1月より無償でダウンロードが可能となっています。
- 単に技術仕様だけを作るのではなく、組込み業界のために適した知的財産権(IPR)制度の検討を行っている点があげられます。たとえばその成果はオープン・フリーなOSの仕様をビジネスにどう使うか、また、使ったあとでトラブルを起こさずに使う人(会社)の権利をどう守るか、などの点に配慮して作られたT-Licenseなどのライセンス制度に反映されています。
■各種会合
- 幹事会[幹事会員のみ参加可能です]
- 幹事会員により構成されるT-Engineフォーラムの意思決定機関です。
- 部会[A会員および幹事会員が参加可能です]
- ワーキンググループによる活動を報告する上位の会合で、T-Engineプラットフォーム部会とユビキタス部会があります。
- ワーキンググループ
[A会員および幹事会員が参加可能です]
- サブワーキンググループ
[A会員および幹事会員が参加可能です]
- 特定テーマに応じた仕様書作成など実作業を行います。
■T-Engineフォーラムの活動
●講習会
- T-EngineやT- Kernel、ユビキタスID技術に関連した会員専用講習会を実施します。[全会員が参加可能です]

●総会
- 会員向けにT-Engineフォーラムの活動内容を紹介し、会員の製品を紹介したり、会員間の交流を促進する総会を年に4回開催します。坂村健T-Engineフォーラム会長の講演を受講していただくことができます。 [A+B会員総会とA+e会員総会があり、それぞれの会員資格を持つ方が参加可能です]

●情報提供
- webサイトやメールマガジンを通じてT-EngineやT-Kernel、ユビキタスID技術に関する情報を発信します。
- 会員専用ページでは、以下のような情報をご提供しております。(ただし会員資格に応じて入手可能な情報は異なります。情報の入手には別途契約や申請が必要な場合があります。)
- 一般公開前のT-Kernel、µT-Kernel、T-Kernel Standard Extension、MP T-Kernel、および各種適応化パッチやツール類などの最新情報およびアップデート情報。
- 総会や部会、各種WGの活動報告情報。
- 講習会のテキストやサンプルコードなどの情報。
- なお会員の方は、T-EngineやT-Kernelに関連した自社製品の情報を広く一般に紹介可能です。
●各種実証実験への協力
- 「東京ユビキタス計画・銀座」をはじめ、全国の自律移動支援プロジェクトの活動において、さまざまな準備や調整を実施したり、実験環境の整備などに協力しています。
■トロン技術者認定試験
組込みシステムの開発では、組込み技術者不足を背景に、開発業務を外部委託するにあたって客観的に技術力を測る指標がないことが多くの問題を生んでいます。そこでT-Engineフォーラムでは「トロン技術者認定試験」を実施します。この試験はT-KernelやITRONなどの組込みリアルタイムOSを使いこなす技術者の技術水準を客観的に測定し、高い技術力をもつ技術者の地位向上と、組込みシステム業界全体の活性化につなげることを目的としています。
- T-KernelやITRONなどのトロン仕様OSを利用する、または利用しようとしている各企業の組込みリアルタイムシステム開発技術者を対象にした試験です。
- 90分の試験時間内に課題に解答していただきます。
- 100点を満点とし、合否判定は行いません。
- T-Engineフォーラムの会員は割引料金で受験することができます。
■ユビキタスIDセンター
- ucodeの発行や管理を行うユビキタスIDセンターを運営します。
- ucodeを利用するための以下の基盤技術の開発および認定をします。
- ucodeを格納するデータキャリアデバイス(RFID、スマートカード、アクティブチップなど)
- データキャリアデバイスと通信する装置(ユビキタス・コミュニケータ)
- ucodeと関連する情報を検索する情報通信基盤
- ucodeと、それに紐付けされた情報を流通させるセキュアな広域分散システム
- 国外でucodeの発行や管理を行うユビキタスIDセンターの海外ブランチの活動を支援します。
- ユビキタス・コンピューティング環境の実現に向けた情報収集や情報配信をします。
- ユビキタス・コンピューティング環境の実現に向けた標準化活動や政府機関、国際機関との調整をします。
■広報活動
● 展示会
- TRONSHOWを主催するほか、各種展示会に出展しT-EngineやT-Kernel、ユビキタスID技術に関する紹介を行います。

● マスコミ対応
- マスコミに対してT-EngineやT-Kernel、ユビキタスID技術に関する情報を配信したり取材活動に協力します。