■ブレイルトーク試作機
弊社では社会への貢献として、障がい者が不便や不自由に感じている事柄を少しでも解消する事により、障がい者の自立や社会参加の手助けとなる情報機器の製品化を目指し研究を進めております。
具体的には2001年より視覚障がい者(主に中途失明者)向けの情報機器の開発を進めて参りました。要望、ご意見やアドバイスを反映し、何代かの試作を経て、現在はT-engineをベースとした開発を進めております。ここにT-engine応用製品として、視覚障がい者向けの携帯可能な情報機器(ブレイルトーク)の試作機をご紹介致します。
※ブレイル(BRAILLE):点字
●特徴
- 点字で入力し音声による出力であるため、中途失明で指先で点字を読むこと(触読)の苦手な方でも利用が可能です。
- 乾電池で動作するため、外出先での利用が可能です。単三型電池を使用しているため、急な電池切れにも対応が可能です。
- メニュー構成により、カーソルキーで機能の選択が可能ですので、複雑な操作方法を覚える必要はありません。また、慣れた方はショートカットにより、直接機能を選択することも可能です。
- USBメモリやCFカードを介してPCとのデータ交換が可能です。
●ハードウェア仕様
- CPU:SH7727
- Flashメモリ16MB、SDRAM:64MB
- 入力:29キー(6点キー:点字入力キー、Space、Enter、BS、Delete、Ctrl等の制御キー、Fun等の機能キー)
- 出力:音声合成による音声出力
内蔵スピーカまたはイヤホン
- インターフェイス:シリアル×1、USB(Host)×1
イヤホンジャック、MICジャック
- カードスロット:CF×1
- 電源:AC100[V](ACアダプタ)、単三型電池4本(単三型充電池によるMP3ファイルの連続再生時間:約4時間)
- 大きさ:幅193×奥行140×高さ36[mm](約B6サイズ)
- 重さ:約500[g](電池込み)
●アプリケーション
- 点字エディタ
6点キーによる点字入力による編集
- テキストエディタ
カナ漢字変換による漢字対応
- MP3再生
録音図書の再生、音楽の再生
- 電子辞書
EPWING形式の電子書籍に対応
- アクセサリ
電卓、カレンダー等
- 初期設定
読上げ速度、男性音/女性音切り替え等
※将来オプション対応に向けて検討中
- 携帯電話を利用したEメール対応
●(財)テクノエイド協会殿の助成を取得
開発の方向性が認められ2005~2006の2年間、(財)テクノエイド協会殿の助成を頂き開発を行い、現在も継続して製品化を目指した開発を進めております。