ごあいさつ
拝啓
時下益々ご清栄の事とお慶び申し上げます。平素は、格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
昨今、ユビキタス社会の進展を背景に、様々な分野においてRFID(Radio Frequency Identification)の活用検討・実用化が進められております。
日立製作所は、世界最小クラスの非接触ICチップ「ミューチップ」及びISO18000-6 TypeC準拠の「μ-Chip Hibiki」を開発・製品化し、応用ソリューションを提供することにより、RFIDの普及促進に努めてまいりました。
TRONSHOW2008では、日立グループ4社が協力して、各社の最新のRFID関連製品やソリューションの一端をご紹介させて頂きます。
つきましては、ご多忙中のところ誠に恐縮とは存知ますが、是非ご来場賜りますよう謹んでご案内申し上げます。
敬具
2007年12月
株式会社日立製作所

■日立製作所
●日立のRFID
世界最小レベルまで超小型化した無線自動認識ICチップ「ミューチップ」。その小ささと薄さにより、さまざまなタグとして活用されています。また、数mの通信距離を特長とするUHF帯対応「μ-Chip Hibiki」は、新たなセキュリティ機能に加え、大容量の書換え可能メモリを搭載しています。「ミューチップ」、「μ-Chip Hibiki」はucodeタグに認定されています。本展示会ではこれらの先進のRFID関連製品と応用ソリューションをご紹介致します。
●重要書類管理向け「ミューチップ積層タグ」と「高出力リーダ」
個人情報保護法の施行等により、企業が厳重に保管管理しなければならない書類の数は年々増加する傾向にあります。また、それら書類を管理するための設備負担も膨大なものとなってきています。
近年、RFIDの普及によって色々なものの個体管理が容易にできるようになってきました。しかしながら契約書や申込書などの重要書類は薄く作られており、RFIDを用いても個々を管理することは困難で、またかつ高価な投資が必要となっておりました。
本展示会では、薄い書類に付けたRFID同士が近接していても読み取ることが可能な「ミューチップ積層タグ」と「高出力リーダ」を用い、安価なシステム構成で、膨大な薄い書類の一括読み取りをデモンストレーション致します。
高出力リーダによるミューチップ積層タグ読取り
●携帯電話用ミューチップリーダを活用したレール敷設/保線管理システム
日立製作所はKDDI株式会社殿と共同で2006年9月にBluetooth内蔵のau携帯電話に装着して、「ミューチップ」の読み取りを可能とした携帯電話用ミューチップリーダを製品化致しました。
本製品は、従来のRFIDリーダと比較し小型・軽量化を実現したほか、携帯電話を利用するため、LANなどのネットワークインフラが無い屋外などでも利用が可能であるため、さまざまな場所・場面・用途でのICタグ活用を実現するリーダとしてお使いいただくことが可能です。
本展示会では、活用例の一つとして、鉄道レールの保線管理をイメージしたデモンストレーションを行います。あらかじめミューチップが内蔵されている情報杭と携帯電話用ミューチップリーダを使用して、情報杭のミューチップIDに紐付けられたコンテンツを携帯電話上で表示、閲覧するデモンストレーションです。

携帯電話用ミューチップリーダ(携帯電話と一体接続状態イメージ)

■日立化成工業
日立化成工業は1997年に密着式ICカードを医療用カードとして発売して以来、この10年間に、ビル入退室、通信、アミューズメント、アパレル、FA等幅広い分野にICタグ、非接触ICカードを提供して参りました。2007年3月末時点の累計出荷枚数は、約3,700万枚に達しております。
これは、日立化成が保有する「大量生産・検査技術」「実装技術」「アンテナ設計技術」から生み出された結果だと考えております。
本展示会では、財団法人ベターリビング様(以下、BL)にご採用頂きました火災警報器用ミューチップタグをはじめ、マイクロ波帯(ミューチップ)、UHF帯、HF帯の各種ICタグ、ICカードの展示を行います。また、今回は新製品としてDVD用ミューチップラベル、音響式タグとミューチップの複合タグも出展しますので、皆様のご来場をお待ち申し上げております。
●住宅用火災警報器向けICタグ付きBLマーク証紙
2006年6月より義務付けされた住宅用火災警報器のBL認定品には、ミューチップが採用されています。これは住設メーカ〜一般消費者までのトレーサビリティーを実現するものです。

■株式会社日立情報システムズ
●RFIDメタルタグソリューション「Chipin/Metal」
RFIDメタルタグソリューション「Chipin/Metal(チップイン/メタル)」は、当社が開発した金属製ICタグを活用したRFIDソリューションです。
金属製ICタグは、ステンレス(SUS304)でICチップを覆う構造となっており、ステンレス部分がアンテナの役割を果たします。丈夫な構造となっているため、ICチップの割れ、アンテナ部の破断を根底から防止します。劣化や錆の心配もありません。また、ネジ止めが可能なため、破損や脱落に強く、屋外や高温などの過酷な環境でも利用できます。
丈夫な金属製タグを用いることで、工具、成形金型、建設部材の管理や機械・プラント保守や点検など、従来適用できなかったビジネスシーンにRFIDの活用が可能となります。
また、2007年5月、新たにUHF帯に対応した金属製タグを発表しました。UHF帯対応タグは、日立製作所製「μ-Chip Hibiki」を加工しています。通信距離の大幅な向上を図っており、金属素材に取り付けた状態で2m(目標値)の通信が可能です。
コンテナ、カーゴ、パレットなどの金属容器に取り付けて商品の輸送管理、入出庫管理を行うなど、物流現場での活用に最適です。