当ブースでは、ユビキタスコミュニケータとuIDを用い、ネットワークを介して情報機器をコントロールする技術展示を行っております。
NTTサイバーコミュニケーション総合研究所に属するNTTサイバーソリューション研究所では、今後の本格的なブロードバンド社会およびユビキタスネットワーク社会の普及時代に備え、様々な情報機器がネットワークに接続され、個々の機器が有機的に動作することにより今までできなかった新しいサービスの実現をめざして研究開発を進めております。現在、種々の情報機器が従来のテレビやエアコンのリモコンと同様に簡単に扱えるようにするための、ミドルウェアの構成方法やプロトコルに関する研究開発を行っています。今回のTRONSHOWでは、その研究成果の一端をお見せします。ビジネスユースケースとして、互いに離れた会議室をネットワークで接続し会議を行う遠隔会議で、ユビキタスコミュニケータやuIDを利用し、遠隔会議を行っていることを別段意識することなく、ビジネス機器がシンプル&スムーズに利用できるシステム例を展示しております。
システムの基本的な動作は、次のようになっております。
- ユビキタスコミュニケータに内蔵されたuCODE読み取り装置(RF-IDリーダ等)を用いて、操作対象となる情報機器に付与されたuCODEを読み取る
- uIDサーバ*に読み取ったuCODEを問い合わせ、機器の種別やIPアドレス等の情報を取得する
- ユビキタスコミュニケータで、操作対象とする情報(出力したい情報など)の検索と選択を行い**、「実行」を指示する
- ユビキタスコミュニケータにより選択された情報が、選択された情報機器から出力される
- (必要に応じて)情報機器の制御機能を有するユーザインタフェースが、ユビキタスコミュニケータにより提供される
これらの基本的動作により全ての操作が完結します。今回は、この基本的動作を使い、
(最初に)
(以下、ローカルと遠隔地にて)
- プロジェクタへの出力とその操作
- プリンタからの情報の出力
- ホワイトボードからの情報の取り込み
等のデモをご覧頂けます。今回のデモを実現するに至ったプロトコル群を、今後、東京大学坂村研究室との共同実験などを通して、ブラッシュアップしていきたいと思っています。本件に関してご興味、ご関心の有られる方は、気軽に説明員までお問い合わせ頂ければ幸いです。ただし、今回の展示物は、NTTサイバーソリューション研究所のフィジビリティスタディであり、研究成果や有形・無形を含めた商品ではありませんので、その点にはご了承ください。
*本展示では、uIDサーバは疑似サーバを使用しております。
**スキャナのような入力専用機器のuCODEを読み取った場合は、情報の選択は不要で、即座に情報の読み取りが可能となります。