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トロンプロジェクトリーダー
トロンプロジェクトシンポジウム実行委員会委員長
坂村 健
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トロンプロジェクト発足時に掲げた目標「どこでもコンピュータ」、いわゆるユビキタス・コンピューティングがいよいよ現実のものとなってきました。
高度にコンピュータ化された生活環境 -「どこでもコンピュータ」環境においては、身のまわりのあらゆる機器、設備にマイクロコンピュータが組み込まれ、それらがネットワークにより相互に接続され協調動作することにより、人間の活動を多様な側面から支援します。この「どこでもコンピュータ」環境の実現こそがトロンプロジェクトの目標とするところです。
トロンプロジェクトでは発足以来、「どこでもコンピュータ」環境を構成する要素技術—マイクロプロセッサ、オペレーティングシステム、ヒューマンインタフェース、セキュリティ基盤、開発プラットフォームT-Engine、ユビキタスIDアーキテクチャなどの開発を進めてきました。
そして、これらの要素技術を使って、ユビキタス・コンピューティング環境を構築し、数々の実証実験——食品トレーサビリティ実証実験をはじめ、物流センターにおける実証実験、医薬品物流実証実験、観光ガイド実証実験、自律移動支援実証実験、衛星利用など、さまざまな応用分野での実験が行われ、実用化も始まっています。
T-Engineを中心に次世代リアルタイムシステム技術と、ユビキタスID技術の最新の研究成果を披露するために毎年 年末の開催が恒例となっているTRONSHOW2008にぜひご来場ください。